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ダイソーでメスティン活用に役立つグッズを発掘した話

ソロキャンプで重宝してるメスティン。
米を炊いたり、パスタ(スパゲッティ)を茹でたりと、主食調理になくてはならない存在になってる。
そんなメスティンのお供として役に立つグッズを2つばかり、ダイソーで発掘したというお話。

1つ目はシェーカー。
容量500mlで注ぎ口が特徴。
想定されてる用途はオリジナルのジュースやドレッシングの調合とか。
で、これをどう使うかというと、パスタの収納と計量に。
半分に折ったパスタがスッキリ収まるサイズ。
そして、パスタの計量が可能な注ぎ口。
ペットボトルの口と同じサイズということ。
半分に折ったパスタだと、口径いっぱいの束で50g。なので2回計量して一食分の100g。ちなみに1.7mmサイズ、茹で時間10分のもの(カルディで売ってるモンスーロ)。
もう少し細くて1.6mm、茹で時間7分のパスタ(イオンで買ったの)だとこんな感じに。
使い勝手の検証がてらメスティンで茹でてみました。


2つ目は透明容器180ml(3個セット)。

これの使い道は、1合分の米の保管と炊飯用の水の計量に。
1合のお米はこんな感じに収まる。蓋をして若干隙間がある感じ。
すりきり一杯だと容量は約220mlに。1合炊飯に必要な水が計量可能という具合。
まあ、お米の収納にはペットボトルを使うとか、水の量はリベットを目安にするとか、ノウハウは確立されてるので、こんな方法もあるよ〜という程度のことではあります。

おしまい。

球状花崗岩露頭をもとめて筑波山東方のユートピアへ

茨城県石岡市吉生の球状花崗岩露頭を観察してきたのでご報告。


アクセスは県道7号線から東筑波ユートピア(動物園)の案内を目印に。道路は走りやすい。ちなみに帰路は吉生集落に下る道をたどったけど、そちらは若干荒れ気味。


動物園へ向かう家族連れの視線を気にしつつ、露頭案内版脇に車を止めてコンクリートのスロープを下ります。動物園から漏れてくるオリジナルソングを聴きながら、、、

途中で獣道を見つけます。イノシシでしょうか。

やがて鉄骨製の階段が出現。良好な整備状況に期待が高まります。

最上段から下を覗き込みますが、目的地が見通せません。

かなり下るのかな?

一回折り返したらその下があっけなく終点の露頭前。

短い区間ですが、階段があって助かります。というか、これがないとアクセスは容易ではありません。

肝心の露頭はというと、、、。

苔むしてたり風化してたりで、よくわかりません。文化財ですからハンマーを使うわけにもいかず。残念。

それでも、新鮮な部分があったので、観察してみます。

ごく普通の黒雲母花崗岩でしょうか。

露頭全体が球状花崗岩というわけではないようです。

ここで、入り口の案内板にあった「幅2〜3m、高さ7〜8mにわたり露出」が脳裏に。

露頭全体をよく観察してみると、、、。

上の方に楕円形の凹みが密集する部分があります。

拡大してみましょう。

ようやく、目的の球状花崗岩をみつけました。

差別的風化侵食作用により、特異な原岩を反映した独特の組織が浮き出ています。

黒雲母花崗岩との境界はよくわかりませんが、入口案内版の説明(幅2〜3m、高さ7〜8mにわたり露出)の通りだろうという印象です。

この小さな露頭が見出されたこともそうですが、こうして保全され、誰でも観察できる状態にあるというのは驚きます。素晴らしいことです。

綺麗な球状花崗岩をみるなら地質標本館へ行くのがよさげです。地質標本館では「球状岩」と呼ぶらしいですが。ここから近いので、ハシゴというのも選択肢かな。


階段整備に力をいれるなら、もうひとがんばりして露頭を綺麗にしてほしい気もしますが、人の手のかかっていないリアルな露頭で希少な岩石を観察できるという体験も捨て難いものではあります。観察力と想像力の訓練にもなりますし。


動物園のほうは結構な賑わいでした。テレビ番組(天才!志村どうぶつ園)で取り上げられた効果が大きいのでしょう。直近の番組では、現在進行形の改装プロジェクト構想の話題をやっていました。土木工事に伴って新しい球状花崗岩の露頭がみつかりやしないかと期待してみることにします。


石岡市公式サイト

http://www.city.ishioka.lg.jp/page/page001373.html


日比谷公園の桜を眺めてから出勤してみた

今週は日比谷公園に寄り道してから会社に通ってみた。桜の定点観測である。

Tokyo, 9 A.M. MAR 2018

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そうしてみると、桜の花の様子の変化がよくわかる。ひらひらと花弁が風にこぼれ始めるのが早いのや遅いのや、赤味の濃いのや薄いのや。株ごとの個性が見えてもくる。

そうしているうちに、今年の見頃はあと何日だろうか、と気になって仕方がなくなってくる。気忙しくなってきて、長閑に桜を眺めることができなくなってくる。

村上春樹の「ラオスにいったい何があるというのですか?」にこんな一節がある。
なにかひとつのものをじっくりと眺めたりするには、僕らの生活はあまりに忙しすぎる。
p.166

じっくりと花を眺めることから1日を始めてみる。そうすれば忙しくない生活を味わえるだろう。そんな企ては、かえって時間に追われてあくせくしてしまうという結果になってしまった。

そもそも、何かのついでに別の何かをやるという発想自体が、忙しい生活に絡めとられているということなのかもしれない。


Tokyo, 9 A.M. MAR 2018

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東濃の城下町・岩村に雨は降るのだった

南岸低気圧の影響で甲信地方や多摩地域などで積雪となった春分の日、東濃の城下町・岩村を訪問。現地はあいにくの雨。でも、情緒のある町並みを楽しむには好都合だったわけで。ちなみに、新城ICからR257を北上してのアクセスは、途中、霙混じり。とにかく、僕が岩村を訪れたのはそんな日だった。


R257沿いにある振興事務所の駐車場に車を止めて、小一時間ほど散策。駐車場にはこんな看板。


祝日にもかかわらず、天気が悪いせいか、あるいはベストシーズンではないせいか、観光客はまばら。早朝でもないのに人がいないシーン。得難いかもしれない。


見学自由(しかも無料)ということで、木村邸を見学。派手さはないものの、小さな蔵がいくつもあったりして立派なお屋敷で。

しっとりと濡れそぼる黄色い花がモノトーンの中で際立つ。

メインストリートがクランクしてるのは城下町ならではか。少し坂道になってるので独特の雰囲気。奥行きが圧縮されるので絵になる。石畳だったら趣きが増すのだろうけど。人影がまばらなのでプレッシャーを感じることなくロードスター赤影号を撮ったり。

帰り際、振興事務所にこんな石が飾ってあるのを発見。「天竜庭石 南信濃村産」と。チャートだろうか。近隣市町村という関係ではなさそうで、いったいどういう縁があるのだろうか。

峠越えの移動が控えていたので、ハヤシライスに後ろ髪を引かれつつ岩村をあとに。次回、機会があったら岩村城跡を訪れてみたい。

おしまい。

VSCOレシピ

備忘録。

鯨ヶ丘は予想以上にフォトジェニックだった

石畳が気になる今日この頃。かねてから気になってた鯨ヶ丘に行ってきました。石畳シリーズ第4弾です。

ちなみに、このエリアは4世紀ごろから鯨ヶ丘と呼ばれてるとか。南北に細長い河岸段丘(シームレス地質図で調べました)を鯨にたとえるとは良いセンス。

ひなまつりイベント

当日はイベント「スロータウン鯨ヶ丘ひなまつり」開催中。お店に飾り付けが施されてたり、着物姿の女性がちらほらで、駕籠サービスや、音楽系パフォーマーなども。「和」な華やさがありました。

石畳

本命です。
東西に横切る道は坂道になってて、石畳だったりします。急すぎて階段のところもありますが。朝方あるいは夕方にはまた違った趣きになるのでしょう。そんなタイミングを狙ってみたいものです。

塩町館

格式が高そうで、入りづらい、、。店内の様子がわからないのは仕方ないとして、店頭にお品書きがあるとハードルは下がるだろうに。ここの石畳も良い感じです。

梅津会館(郷土資料館)

室内撮影OK(フラッシュはNG)でした。カウンターに地元の銘石「寒水石」が使われているとの説明書きがあったので探したけどカウンターらしきものは見当たらず(スタッフさんに聞けよって?そうですね、、)。
とりあえず階段にあしらわられてた大理石を押さえておきました。

採石場?

おまけです。方角的には真弓山方面。「寒水石」の採石場ではなかろうかと。

まとめ

主要エリア(商店街)は歩いて回るのにちょうどよいスケール感。商店街を貫く国道293号線は幅広一方通行のうえ、車の往来が少ないので歩きやすいし。

古い町並みのメジャーどころと比べてしまうと物足りなさは否めなません。でも、逆にそれが(能動的な)街歩きの動機づけになり、そしてハッケンノヨロコビに繋がるというもの。観光客におもねるような演出や、テーマパークみたいな作り込み感があると興醒めしがちな自分的には、むしろ歓迎できる要素です。

坂道を登りきるとそこにはレトロな空間が現れる。そんな時系列エクスペリエンスもこの街を楽しむポイントの一つと言えましょう。

鯨の背に乗っかると、時間はゆっくり進むのかもしれない。そんなポエムな想像が膨らんでくる街でした。

おしまい。

VSCOレシピ

備忘録を兼ねて。

タイムラプスに挑戦してみた

故郷に帰省した際、物置に使っている小屋を被写体にしてタイムラプス素材を集め、動画作品にまとめてみた。

作成手順備忘録

撮影設定は露出マニュアル、ISO 固定、WBマニュアル固定(晴天)、シャッター間隔は5s。1シーケンス15分で180コマ。露出オートで1シーケンス試してみたら、露出ギャップコマが2コマ生じてしまった。

LightroomでJPEGを読み込み後、リサイズし、連番ファイル名で書き出し。

Photoshopでシーケンスオプションを選択して読み込み後、調整レイヤーで画質調整(レベル補正、トーンカーブ、彩度)して動画レンダリング。画質調整しなければPlayMemories Homeを使うという手もあり。

動画編集はiMovie。


銚子までドライブしてきた

天気がいまいちだったけど、銚子までドライブ。


トイレ休憩に寄った君ケ浜からの犬吠埼灯台。予想したほどには回復しない天候にあわせて、それっぽい一枚に仕上げてみた。

屏風ヶ浦はマリーナからの遊歩道では遠すぎてイメージにマッチせず。核心部へ近づきたかったけど、アクセスが良く分からず、次回の課題に。

銚子ドーバーラインは特に展望が良いわけではなくて期待はずれ。走りやすい道ではある。

家族のお土産にイチゴを買って帰りました。

運よく富士山を俯瞰することができた話

出張してました。

今回の成田出発便はルート的に富士山が見えるだろうと予想してたので、離陸後頃合いをはかってから窓の外を見ますが、なかなか見えないなぁ、おかしいなぁ、、なんて思ってたら、思いもよらないほど近くに富士山が。

それなりな高度を飛んでいるはずですが、標高が高いのでとても近くに見えます。積雪でメリハリが効いてて大迫力。


動画版

Mt Fuji 4:30 PM FEB 2018

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VSCOのスチール版

Mt Fuji 4:30 PM FEB 2018

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VSCOレシピの忘備録。

フィルタ:C3(ハーフ)、露出(少しマイナス)、コントラスト(少しプラス)、トリミング(4:5)、シャープ処理(若干)、明瞭度(若干)、彩度(少しプラス)、色温度(少し-)、シャドウティント(シアンを少し)、ハイライトティント(イエローを少し)

ティントを少しプラスしても良い感じ。







茨城・古河の石畳でMPVを撮ってみた

石畳が気になる今日この頃。ということで、石畳シリーズ第二弾です。武家屋敷の周りに石畳の車道があるという古河まで早起きしてドライブしてきました。

天気予報では夜明け前まで雨が残るとか。濡れた石畳。古い町並み。城下町風情に映えるカッパーレッドマイカ。

そんなイメージを構想しつつ、7:00過ぎに現地到着。人やクルマの往来がほとんど無い早い時間帯でありながら日の出から1時間後を目処にしてたので予定通り。でも残念ながら路面はほぼ乾いてました。

クルマをメインの被写体にするのは初めて。要領がわかりません。クルマはほとんど通りませんが、ゼロではありません。あれこれアングルを試すことも憚られます。周囲に気を配りながら、ああでもないこうでもないとパチリパチリ。光量が乏しい中で絞り込みたいので、三脚を使いたいところですが、ここでは無理。それでも何枚か良い感じで撮れました。

石畳の石は、赤みを帯びた粗粒花崗岩(いわゆる桜御影石でしょうか)と、優白質の粗粒花崗岩(いわゆる白御影石でしょうか)の2種類を確認。

後者は産地が近い稲田石かもしれませんが、ちょっと粗粒すぎるような気がします。

日が長くなる頃、雨上がりの早朝にもう一度チャレンジしてみようかと思います。

[動画]ハイウェイバス新宿ー飛騨高山線 車窓風景第二弾

高山では通過ルートの関係から特段印象深いということはなかったのですが、飛騨古川では「飛騨の小京都」ならではの趣のある車窓風景が楽しめました。

スポットを順に整理しますと、八ツ三館、霞橋、本光寺、壱之町、瀬戸川、飛騨古川駅、バスターミナル、となります。

自分の生まれ育った街なので見慣れているはずなのですが、こうしてみると知らない街のような気がしてきます。ま、高校卒業後、多かれ少なかれ、変わってはいるので、見慣れているとは言えないのかもしれませんが。

バイパスができる前は、高山方面へ出かけるときは必ずこのルートを通過してました。帰り道に霞橋を通るたび、「家までもうすぐだな」と安心感めいた感情を抱いたものです。レトロな橋がそんな記憶を呼び起こしてくれます。

トーキョーのイタリア街をロケハンした話

石畳が気になる今日この頃。週末おでかけ圏内にフォトジェニックなスポットはないものかと調べてみたら、ありました。汐留イタリア街。仕事帰りに寄ってみました。

クルマ好き×写真好きの間では愛車撮影スポットとして知られているだけに、この日も集っておりました。ウィンズ汐留の前に整列したイエローのスイスポが3台(+シルバーグレーが1台)。ほかにバイク組も。

ビストロあるいはカフェかと思いきや、ココイチ。おしゃれすぎてココイチだとは気がつきません。

レンガ(?)を敷き詰めた石畳。イタリアはこんな感じなのでしょうか。行ったことはありませんが、きっとそうなのだろうとイメージ的には満足です。単身赴任で住んでいたサンティアゴにあったロンドン通りを思い出してみたり。

脱線しました。

それにしても神殿かと見紛うようなウィンズ汐留。夜ということもありコントラストが威厳を際立たせていて、神々しさに磨きがかかっています。日中はギャンブラーで賑わうこともあるのでしょうが、この時間帯だと人通りがほとんどありません。街の構造的には裏通りというポジションで、車が通るのは稀です。グルメ店が軒を連ねるというわけでもなく、お店への配慮はシンプルといえるでしょう。愛車撮影向けスポットとして人気なのは納得です。ついつい他所様の車を被写体にしてみたり。

現場に行って初めてわかったことですが、部分的にゆるい坂道になっていて、それがアングル的にメリットになっているのかな。

今回はロケハンということにして、次回は機材を準備して愛車で繰り出そうかと画策中です。

クイーンストリートモールの石畳

オーストラリアに出張しました。用務先はシドニーとブリスベン。

ブリスベンの中心部にクイーンストリートモールというのがあって、そこの石畳が素敵でした。

石材はマイロナイトでしょうか。溶けてマグマになってしまう手前の適度な熱さと、横ずれ圧力の絶妙なバランスが作る造形。美しいです。そんな造形を最大限に引き出す工夫を、石材の加工と配置からは感じられます。美しすぎます。ずーっと眺めていても飽きません。

これだけの量の石材ですから、産地は比較的近いのだろうと予想されますが、どこなのでしょうか。気になります。

トキに似た鳥がいました。食べこぼしをついばんでいて、日本の鳩みたいな存在です。鳩よりは大きいですが、数は多くはなく(集まってもせいぜい3羽程度)、動きがゆったりとしていて、そのうえ鳴きません。なので、そんなに気になりません。

シドニーは初めてでしたが、滞在時間は数時間しかなく、写真を撮る余裕はありませんでした。